FERNA整体院

INFORMATION

所在地
〒540-0021 大阪市中央区大手通2-1-11
ブエナビスタ大手通302
アクセス
大阪メトロ谷町線・京阪本線
「天満橋駅」より徒歩10分
営業時間
10:00〜21:00
不定休/時間外のご対応は応相談
ご予約
完全予約制(ネット予約は24時間受付)
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国家資格(柔道整復師)を持つ院長が、完全個室でマンツーマン対応。 初回限定・完全オーダーメイド根本改善コースは¥3,980(毎月先着5名様)です。

揉んでも戻るのはなぜ?深層筋と表層筋、痛みが表に出るまでの4段階

揉んでもらった直後は軽いのに、3日もすれば元どおり…

もっと強く押してもらえば、奥まで効くのかな?

首・肩のこりでも腰の重さでも、ご来院される方からいちばんよくうかがうのがこのお話です。ほぐしてもらうと確かに楽になる。でも長続きしない。そこで刺激をどんどん強くしていく方も少なくありません。

当院の考えを先にお伝えすると、戻るのは揉む力が足りないからではありません。ほぐれているのが外側の筋肉(表層筋)だけで、骨のすぐ近くにある深い筋肉(深層筋)と骨格の状態が変わっていないからです。

この記事では、筋肉の「層」の違いから、痛みが表に出るまでの4段階を説明します。あわせて、研究で確かめられていることと、当院の考え方を分けてお伝えします。

この記事の要点
  • 筋肉には、骨のすぐ近くで関節を細かく支える深層筋と、外側で大きく動かす表層筋がある。触って硬いのは主に表層筋。
  • 当院では、痛みは骨格のずれ → 深層筋 → 表層筋 → 痛みの順で表に出てくると考えている。表層筋の硬さは原因ではなく結果。
  • 痛みが治まっても、深層筋の働きは自然には戻らなかったという研究がある(Hides 1996)。
  • 深層筋を狙った運動を加えた群は、1年後の腰痛の再発が30%、加えなかった群は84%だった(Hides 2001)。
  • 強く押しても深層筋には届かない。身体は強い刺激に対して表層を縮めて守る。
  • 当院の通い方の目安は週1回 → 2週に1回 → 月1回。
お読みいただく前に

この記事は、当院の施術経験にもとづく一般的な説明です。整体は医療行為ではなく、診断や治療を行うものではありません。

次のような場合は、まず医療機関(整形外科など)を受診してください。

  • しびれや力が入らない感じがある
  • 安静にしていても強い痛みが続く
  • 発熱をともなう、けがのあとに痛みが出た
  • 排尿・排便に変化がある
  • 痛みが日に日に強くなっている

当院でも、カウンセリングと検査のうえで施術が難しいと考えられる場合は正直にお伝えし、医療機関の受診をおすすめしています。医療機関で治療中の方は、主治医の判断を優先してください。

筋肉には「深い層」と「浅い層」がある

筋肉はすべて同じように付いているわけではありません。大きく分けると、骨のすぐ近くに付いている深層筋と、その外側を覆っている表層筋の2つの層があります。

深層筋(インナーマッスル)表層筋(アウターマッスル)
付いている場所骨のすぐ近く。背骨の一つひとつ、関節のまわり骨から遠い外側。身体の表面に近いところ
主な役割関節を細かく支え、位置を安定させる身体を大きく動かす、力を出す
首・肩の例後頭下筋群(頭の骨と首の骨をつなぐ)、頸長筋僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋
背中・腰の例多裂筋(背骨どうしをつなぐ)、腹横筋広背筋、脊柱起立筋
触って分かるかほとんど分からない分かる。「こっている」と感じるのは主にここ
筋肉の層による違い。ご自身で触れて「硬い」と感じるのは、ほとんどが表層筋です

ここで大事なのは、「こっている」と自覚できる場所と、負担が始まった場所は同じとは限らないということです。表層筋は触れば硬さが分かりますが、深層筋は骨のすぐそばにあるため、ご自身ではまず感じ取れません。

痛みが表に出るまでの4段階(当院の考え方)

当院では、慢性的な首・肩・腰のつらさを、次の4段階で起きているものとしてカウンセリングと検査を組み立てています。これは研究で証明された順序ではなく、15年・延べ50,000人以上の施術から当院が採っている考え方です。

段階身体の中で起きていることご本人の自覚
1. 骨格のずれ姿勢のクセや同じ動作のくり返しで、背骨・骨盤の位置がずれるほとんどない
2. 深層筋への影響骨に付いている深層筋が、ずれた位置を支えようとして硬くなる/うまく働かなくなるほとんどない
3. 表層筋への伝わり深い層で支えきれない負担を、外側の表層筋が肩代わりする「張る」「重い」
4. 痛みとして出る肩代わりが続いた表層筋に、痛みやこりとして表れる「痛い」「こる」
FERNA整体院の説明資料「痛みの発生プロセス」より。自覚が出るのは3段階目からです

この順番で考えると、表層筋の硬さは原因ではなく、4段階目の「結果」です。結果の部分だけをほぐせば、その場は楽になります。ただ、1段階目と2段階目がそのままなら、日常の動きの中で同じ負担がかかり直し、数日で元に戻ります。

なぜ「痛いところ」と「原因」がずれるのか?

深層筋はご自身では感じ取れないため、つらさを感じるのはいつも肩代わりをしている表層筋のほうです。肩がこっているのに、実際には首の付け根や背中の深いところの働きが落ちている。腰が張っているのに、背骨どうしをつなぐ多裂筋がうまく働いていない。現場では、こうした「ずれ」をとてもよく見ます。

デスクワークで頭が前に出る姿勢の場合は、頭の重さそのものが首の筋肉の負担を増やします。こちらはデスクワークの肩こりがマッサージのあとすぐ戻る理由で、角度ごとの数値つきで説明しています。

研究で確かめられていること

「深層筋が大事」という話は整体に限らずよく耳にしますが、研究で分かっていることは、実はかなり限られています。当院の考えと食い違わないものだけを選ぶのではなく、分かっている範囲をそのままお伝えします。

痛みが治まれば、深層筋も元に戻るのか?

戻らなかった、という報告があります。オーストラリアの研究グループが、初めて急性の腰痛になった39名を調べたところ、痛みが治まって普段どおりの生活に戻ったあとも、背骨を支える深層筋(多裂筋)の回復は自然には起こっていませんでした。一方、多裂筋を狙った運動を行った群では、回復がより早く、より完全でした。

同じ39名を1年後、2〜3年後まで追いかけた続報が、次の表です。

医学的管理のみの群深層筋の運動を加えた群
1年後に腰痛が再発した人84%30%
2〜3年後に腰痛が再発した人75%35%
出典:Hides JA, Jull GA, Richardson CA「Long-term effects of specific stabilizing exercises for first-episode low back pain」Spine 26(11):E243-8, 2001(初めての急性腰痛39名の比較試験)。回復が自然に起こらなかった点は同著者 Spine 21(23), 1996

首についても、首の痛みがある人では首の前側の深層筋(深部頸屈筋)の働きが低いことが報告されています(Falla ほか, Spine 2004)。同じ研究では、表層の胸鎖乳突筋などが余計に働く傾向も見られましたが、こちらは統計的にはっきりした差ではありませんでした。

この研究から言えないことは?

大事なところなので、はっきり書いておきます。

  • これらは運動療法と筋肉の働きの研究であり、整体の効果を示したものではありません。
  • 対象は初めての急性腰痛の方で、長く続く慢性の痛みにそのまま当てはまるとは限りません。
  • 「骨格のずれが深層筋に影響する」という順番そのものを証明した研究ではありません。

言えるのは、痛みが消えることと、深い層の働きが戻ることは別の話であり、そこを放っておくと戻りやすい、という方向の証拠がある、ということです。当院が「痛いところだけを揉む」施術をしないのは、この考えに立っているからです。

強く押しても、深層筋には届かない

「奥まで効かせてほしいので、もっと強く」というご要望は本当によくいただきます。ですが、押す強さで届く深さが決まるわけではありません。

強い圧を受けると、身体はそれを守るべき刺激と受け取り、反射的に表層の筋肉を縮めます。外側が固く閉じてしまうので、かえって深い層には届きにくくなります。

比べたものレビューの結論
腰痛へのマッサージの効果改善は主に短期間の痛みにとどまり、効果があるという確信は「とても低い」
マッサージ後に痛みが増した人参加者の1.5〜25%(最も多い副作用。重い副作用の報告はなし)
出典:Furlan AD ほか「Massage for low-back pain」Cochrane Database of Systematic Reviews, 2015

慰安を目的としたマッサージには、リラックスできる、その日を楽に過ごせるという大切な役割があります。それを否定するつもりはありません。ただ「戻らない状態」を目指すのであれば、強さを上げるのではなく、働く層を変える必要があります。当院では痛みを我慢していただく施術はしません。

当院では深い層をどう整えていくのか

4段階の考え方に沿って、結果(表層筋)ではなく始まり(骨格と深層筋)から順番に見ていきます。

  1. カウンセリングと検査…どこが痛いかだけでなく、姿勢・動き方・生活のクセから、負担が始まっている場所を探します
  2. 骨格の調整…背骨や骨盤の位置を確かめ、必要と判断した場合にだけ調整します。苦手な方に無理に行うことはありません
  3. 深層筋へのアプローチ…表面を強く押すのではなく、骨に近い層が動ける状態を取り戻していきます
  4. 表層筋をゆるめる…肩代わりで張り続けていた外側の筋肉を、最後に整えます
時期筋肉骨格
はじめの数回手技で深層・表層の緊張をゆるめるずれている状態から、本来の位置へ整える
その後の数回手技を続ける整った状態が続いているかを確かめながら間隔を空けていく
FERNA整体院の説明資料「治療頻度」より。回数はお身体の状態によって変わります

通い方は、はじめは週1回、整ってきたら2週に1回、最終的には月1回のメンテナンスへ、が目安です。週に何度も通っていただく必要はありません。首・肩については慢性的な肩こり・頭痛のページ、腰については慢性的な腰痛・骨盤矯正のページで、施術の内容を詳しくご説明しています。

ご自身でできる、深い層を目覚めさせる練習

深層筋は、強く鍛えるより「弱い力で、正しく働かせる」ことが大切です。上の研究でも、重いトレーニングではなく、狙った筋肉だけを小さく働かせる練習が使われていました。

部位やり方気をつけること
首(深部頸屈筋)仰向けで、頭を床につけたまま、小さくうなずくようにあごを軽く引く。数秒保ってゆるめる首の前の太い筋(胸鎖乳突筋)が浮き出るほど力を入れない
お腹・腰(腹横筋・多裂筋)仰向けで膝を立て、息を吐きながらおへそを背骨のほうへ軽く引き込む。呼吸は止めない腰を反らせたり、お尻に力を入れたりしない
日常同じ姿勢を続けず、こまめに立ち上がる深層筋は長時間の同じ姿勢でいちばん働きにくくなる
どれも「弱い力で、ゆっくり」が基本です。痛みが出る場合は中止してください

痛みが出る動きは無理に続けないでください。しびれが出る、痛みが強くなるといった場合は、練習をやめて医療機関にご相談ください。

「揉んでも戻る」をくり返している方へ

揉んで楽になるのは、身体が悪い方向に向かっているからではありません。表層筋はきちんと応えてくれています。戻ってしまうのは、始まりの部分がまだそのままだからです。

当院は大阪・天満橋の、完全予約制・完全個室の整体院です。国家資格(柔道整復師)を持つ院長が、どこから負担が始まっているのかを確かめたうえで施術を組み立てます。院長の経歴と考え方は院長挨拶のページにまとめています。

「どこが原因か分からないけれど、とにかく戻る」という段階でも構いません。初回はカウンセリングと検査に時間をかけ、いまの状態をご説明します。

FERNA整体院は、大阪・天満橋の完全予約制・完全個室の整体院です。国家資格(柔道整復師)を持つ院長がマンツーマンで、骨格矯正・自律神経調整・肩甲骨はがしなどをその日のお身体に合わせて組み立てます(追加料金なしのオールインワン)。

  • 初回 ¥3,980(税込・約90分)…通常¥10,980 のコースを、毎月先着5名様限定で体験いただけます
  • 2回目以降は都度払い ¥10,980(税込・施術約45分/ご予約枠60分)
  • 回数券の押し売りや、次回予約の強要は一切ありません
  • お着替え無料。お仕事帰りでもそのままお越しいただけます

ご予約は24時間受付のネット予約のほか、お電話・公式LINEでも承っています。ご不明な点はよくあるご質問にもまとめています。

よくある質問

深層筋と表層筋は何が違うのですか?

骨からの距離と役割が違います。深層筋は骨のすぐ近くに付き、背骨や関節の一つひとつを細かく支える筋肉です(背中の多裂筋、首の後頭下筋群や頸長筋など)。表層筋は外側にある大きな筋肉で、身体を大きく動かす役割です(僧帽筋、広背筋、胸鎖乳突筋など)。触って硬さが分かるのは、ほとんどが表層筋です。

揉んで楽になるのに、なぜ数日で戻るのですか?

ほぐれたのが表層筋だけで、深い層と骨格の状態が変わっていないため、というのが当院の考えです。深い層で支えきれない負担を外側の筋肉が肩代わりしている間は、表層筋をゆるめても、日常の動きの中で同じ負担がかかり直します。

強く押してもらえば、深層筋まで届くのではないですか?

強さで深さが決まるわけではありません。強い圧を受けると身体は反射的に表層の筋肉を縮めて守ろうとするため、かえって深い層に届きにくくなります。腰痛へのマッサージを調べたCochraneレビューでは、施術後に痛みが増したという報告が参加者の1.5〜25%にありました。当院では痛みを我慢していただく施術はしません。

痛みが治まったら、もう通わなくていいですか?

通うかどうかはご自身で決めていただいて構いません。回数券の押し売りや次回予約の強要は一切ありません。ただ、痛みが消えることと、深い層の働きが戻ることは別だという研究があります(本文の表をご覧ください)。当院では、はじめは週1回、整ってきたら2週に1回、最終的には月1回のメンテナンスへと間隔を空けていくのを目安にご提案しています。

ボキボキ鳴らされるのが怖いのですが大丈夫ですか?

骨格の調整は必要と判断した場合にだけ行います。国家資格(柔道整復師)を持つ院長が解剖学にもとづいて行うもので、苦手な方に無理に矯正を行うことはありません。カウンセリングでお申し付けください。

病院に行くべきか、整体でいいのか迷っています。

しびれや力が入らない感じ、安静にしていても強い痛み、発熱をともなう痛みがある場合は、まず整形外科などの医療機関を受診してください。整体は医療行為ではなく、診断や治療を行うものではありません。医療機関で治療中の方は、主治医の判断を優先してください。

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この記事を書いた人

松原 駿佑(まつばら しゅんすけ)
FERNA整体院 院長 / 柔道整復師(国家資格)

  • 施術歴 15年/これまでに 延べ50,000人以上を担当
  • 得意とするのは 自律神経調整・骨盤矯正
  • 専門学校を首席卒業。接骨院勤務を経て、大手整骨院グループで院長を歴任
  • 現在は大阪・天満橋のFERNA整体院で、完全個室・マンツーマンで施術

「痛いところを揉むだけ」の施術はせず、なぜそうなったのかをカウンセリングと検査で確かめてから施術を組み立てています。詳しい経歴と考え方は院長挨拶のページをご覧ください。